Concept 01
「住みたい家」といっても、それは人それぞれであり、ライフスタイルは多種多様です。
しかも、「住みやすい家」かどうかは、実際に住んでみないとわかりません。
見栄えがよく、設備が充実していても、それが「住みやすい家」とは必ずしも限りません。
素敵なデザインのキッチンだけど、日当たりと風通しが悪いのですぐにカビだらけになる。
寝室と壁一枚挟んだすぐ隣に洗濯機置き場があり、音がうるさくて夜は洗濯できない。
……こんな例は論外ですが、現実に存在することも事実です。
「住みたい家」は人それぞれですが、私たちは長年の経験からその「最適解」を知っています。
キーワードは、「家族の笑顔」と「快適な人生」です。
Concept 02
リビングやダイニング・ルームはその家の「へそ」です。
そんな「へそ」に、自然と家族が集まってくるような家、それが理想です。
帰宅した子供はダイニング・テーブルで宿題を始める。
そして、キッチンで夕飯の用意をしている親と目線が合い、自然に会話が始まる。
残業を終えて帰宅した遅い時間でも、リビングやダイニング・テーブルで夕食を終えた家族が皆くつろいで、待っていてくれる。
そして、その日の出来事の会話が自然と始まり笑顔が生まれる。
子供部屋や寝室に引きこもるより、リビングやダイニング・ルームにいるほうが居心地がいい。
……そんな家を設計したいと考えます。
Concept 03
日々のストレスや疲労から解放してくれる家とは……。
暮らしは「環境」に囲まれています。
生活の中に「環境」を取り入れることが、快適な家を設計する上では重要です。
太陽の光や、風の通り抜け、木の温もりや緑を心地よく感じられる家を設計したいと考えています。
リビングやダイニング、キッチンは朝から太陽の光が届くように設計しています。
その日の始まりは、明るい空間で四季の風を感じられる空間が理想です。
自然素材、特に「木の温もり」にこだわっています。
素材は暮らしのなかで毎日触れるものなので、とても大切です。
外構では、なるべく緑の植栽スペースを確保するようにしています。
玄関周りに「ウエルカム・ツリー」があると、帰宅時に疲れていた心が癒されます。
大前提として、安全性・耐震性・耐久性を第一に、家族の成長によって変わるライフスタイルに適応する家作りを心がけています。